法人概要

法人設立背景

皆さまこんにちは。
私は、大学院まで生命科学の道を志し、海外留学を経て一度挫折を経験しました。その後、公務員として社会貢献に寄与したいという思いで、市役所で勤務させて頂いております。これまでの知識・経験を活かし、地域観光の促進のお手伝いが出来ればと思い当法人を立ち上げさせて頂きました。

公務員として感じたこと

市役所に在職中、様々な業務の無駄に疑問を感じました。そこで個人的に取り組んだのがデジタル活用です。例えば、報告書一つをとっても、国・県・内部用等で書式が異なり、同じ報告内容であるにも関わらず資料作成に膨大な時間を要することが多々ありました。そこで、エクセルのVBA(Visual Basics for Application)を活用し、1回の入力で複数の報告様式を作成できるマクロを構築しました。また、異常値や誤入力をハイライトする機能を加え、作業時間の短縮と事務処理ミスの防止を達成することができました。これがデジタル活用との出会いです。

これまでの経験を活かして

その後、観光部門に異動し、これまで国際交流およびMICEインバウンド推進に取り組んで参りました。姉妹都市からの訪問団受入や周年事業の企画運営、海外へのトップセールスなど様々な業務に携わり、多くの知識・経験を修得することができました。そんな中で自身の転機が訪れたので新型コロナウイルス感染症の拡大でした。これまので事業は中断もしくは縮小され、厳しい時は出勤さえ出来ない期間もありました。当時はリモートワーク環境も十分に整っておらず、自宅待機を余儀なくされ、自己研鑽という生産性の無い業務を自宅でこなしていたのを今でも鮮明に覚えています。私の場合、在宅勤務の初期は、観光関連の書物やネットで今後の観光情報等の収集を行っておりましたが、中々モチベーションが上がることはなく淡々と日々を過ごしていました。
皆様の税金からお給料を頂いていながら、何の具体的な成果も出せない状況に疑問を抱き、ふと思い立ったのがウェブデザインでした。その当時、新規事業としてMICE推進事業(学会や総会の誘致)を立ち上げたばかりで、まずは専用のホームページの構築を検討していました。委託に出せば1,000万円近い費用がかかるうえに、コロナの影響を受けて観光の予算が全体的に削減される中、自分達でできないかと思ったのが全ての始まりでした。早速HTMLとCSSの勉強を始め、ホームページの構築に取り掛かりました。分からない箇所はネットで調べ、最終的にはJavaScriptまで使えるようになりました。
ホームページを委託で作成して、後はそのままということを特に行政機関ではよく見かけます。しかし自身が制作したものには自然と愛着が湧くもので、作成したホームページを今度は育てようと思いました。ここが、ウェブマーケティングへの入口であったと思います。
現在はウェブデザイン・マーケティングに加え、イラスト・3Dモデリング・NFTとその業務の幅を拡大させております。

Studio Biwakoの設立

公務員の副業については一定の制限が定められています。しかしながら、当法人のように営利を目的とせず、諸々の条件をクリアすれば収益事業を行うことが可能です。ボランティアではなくプロ意識を持って事業に取り組めることの意義は非常に大きいと感じております。平均寿命が男女共に80歳を超え、定年退職が延長される中、皆さまと一緒に日々成長し、地域や社会に貢献したいという思いでStudio Biwakoを設立いたしました。

メッセージ

地域が抱える様々な課題を、地域の皆様と共に解決できるようご支援させて頂きます。人口減少、少子高齢化や経済成長の鈍化など厳しい状況を続いておりますが、Web3.0による新ネット時代の幕開け、リモートワークによる企業の本社移転など、取り組み次第で地域が活躍できる機会が増加しつつあります。当法人ではデジタルとアート等活用し、地域の皆さまと共に持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。

法人名

一般社団法人Studio Biwako

2023年2月 法人設立

所在地

〒520-0801
滋賀県大津市におの浜2−1−1

代表者

理事長  山田 創

理事長の報酬

無報酬

事業目的

地域に眠る魅力的な観光資源をデジタルとアート等を活用して発信および磨き上げを行うことにより、国内外からの誘客を促進することで、持続可能な地域社会の実現に貢献することを目的とする。

事業内容

  • デジタルアートに関する情報収集、情報提供および普及活動に関すること
  • 観光プロモーション、デジタルマーケティングおよび人材育成支援に関すること
  • 上記に附帯または関連する一切の業務

【賃借対照表等の広告】

2023年12月

(2024年3月頃掲載予定)