第3回オーパルフェスタとの同時開催
2025年10月19日(日)に滋賀県大津市雄琴のオーパルオプテックスで「第3回オーパルフェスタ~食べて、笑って、ととのって~」が開催された。同時開催で、今回初めて「びわ湖横断ドラゴンボートログライドフェスティバル」が実施された。

ワールドマスターズゲームズ2027関西を見据えて
コロナ禍で開催が延期されていたワールドマスターズゲームズ2027関西が2027年5月14日(金)に開催される予定となっている。大津市はドラゴンボートの競技会場となっており、今回のロングライドフェスティバルはワールドマスターズの地元開催に向けた機運醸成を兼ねている。

ドラゴンボートでチームビルディング
本来、ドラゴンボートはタイムや順位を競い合う競技である。今回のロングライドフェスティバルはタイムの計測は行うものの、競技性ではなくチームビルディングを目的としている。当日は県内外から10チームが参加した。ロングライドのフルコースは往復8km、ドラゴンボート経験者にとっても未知の挑戦であったが、世界文化遺産である比叡山を背景に秋のびわ湖の風を感じながら楽しめたようである。

マルシェ・キッチンカー・各種体験ブースも充実
会場内ではマルシェも開催され、地元の美味しいグルメやこだわりの物産が数多く用意された。さらにカヌー体験やクラフトづくりなど自然の中で楽しめる体験コンテンツもあり来場者の満足度は高かった。また、ロングライド後、お腹を空かせた参加者たちも地元のグルメを満喫できたようである。


ワールドマスターズ開催に向けて
今回のフェスティバルではドラゴンボート競技の認知度向上に加えて、ワールドマスターズ開催に向けた機運醸成を目的としている。大規模な国際大会の開催という機会を一過性のイベントとして終わらせるのではなく、終了後もその競技に関連するレガシーを開催地に残すことは非常に重要である。そのような意味で今回の取り組みは大成功であったと言えるだろう。本番の開催が待ち遠しい。

